自由・未来・希望
2016年12月08日
美濃加茂市長事件、皆さんもご存知のことと思いますが、ここに来て思いもよらぬ控訴審逆転有罪判決という結果となりました。
これを受けて、信を問うため市長は辞職し、出直し選挙が行われることになったわけですが、やや市民の目はひややかです。「出直し選挙で当選しても、どうせ任期は6ヶ月やろ、選挙費用の無駄遣いやないの」「控訴審で有罪となったということは、ほらやっぱりお金もらったということじゃん」等。
同事件による逮捕・起訴以降、市長をわずかでも知るものは深く心を痛めてきました。「彼がそんなことをやるわけはない」と、そうでなくても多くの皆さんが「何かおかしいぞ」と懐疑の念を抱いてきたわけですが、一審で無罪判決が下り、ほっと胸を撫で下ろしていたところに、今回の驚くべき控訴審逆転判決の報を受け、眠れぬとは言わなくても、もやもやとした日々を送っているのは、果たして私だけでしょうか。
「そうは言っても上級審の高裁で有罪になったんやで、そっちの方が正しいんじゃないの」と思うのも尤もですが、裁判長も人間です、間違うこともあるのです。しかしこの事件の特異性はその被害が市民にも直接間接に及んでいるということです。そして定住自立圏を形成するわれわれ美濃加茂市周辺町村にも、その被害は目に見えぬカタチで波及しているのです。
今こそ、たとえ何のメリットがなくても、声を上げていかねばなりません。自由と未来と希望のために。
山田 博愛
★事件の詳細と核心はやはり郷原信郎先生のブログをご覧いただくのがお勧めですhttps://nobuogohara.wordpress.com/