焼け野原
2016年12月27日
市長が愛知県警に逮捕・拘留された際に、取調官より「(自供しないと)美濃加茂市を焼け野原にするぞ」との発現があったと聞く。
そりゃあ取り調べる方も、自らの務めを全うすべく、自供を得る手段としてそのように恫喝されたのでしょう。しかし焼け野原にするということは、そこに住む人々のみならず、草も花も木々も、建物も全てを焼きつくしてやるということです。
岐阜のいなかの美濃加茂くんだりの若造が・・・などという思いがあったかどうかは分かりませんが、この想像力を欠いた人を人とは思わ非道な言葉の背景に思いを馳せると、とても寒々しく感じるとともに強い怒りを禁じえません。
よもやそんなことはないと思いますが、もし最高裁への上告が棄却されると、全く無実の市長の有罪が確定し、そればかりではなく、この言葉通り美濃加茂市が焼け野原になり、そして当然周辺の市町村にも延焼が及ぶことになるわけです。従ってこの事態を静観するわけにはどうしてもいかないのです。